本部2号館 溝
屋敷地溝内の遺物出土状況
屋敷地を「コ」の字状に取り囲むようにして溝が掘られていることを確認しました。
この溝は、幅が70cm〜100cm、深さ15cm〜40cmのものです。屋敷地の南辺の溝の長さは約21mあることから、かなり大きな屋敷であったことが分かります。
溝の中からは、土師器、陶磁器、瓦質土器、石器などが出土しています。これらの遺物の所属時期は16世紀から18世紀までに該当するものであり、この屋敷が長期間存続していたことうかがわれます。
擂り鉢
火鉢
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