３回目の開催となる今年度は「山口の歴史にふれるー考古学から見た平川ー」というテーマで、公開授業を行いました。
当日は好天にも恵まれ、平川地区ばかりでなく山口市の各地から、また遠くは宇部市から総勢１４名の参加がありました。
授業内容は、
【午前の部】
●発掘調査とはどのようなものか、考古学とはどのような学問かを学ぶ
●これまでの発掘調査で平川地区ではどのようなことが解明されてきたのかをスライドショーで学ぶ
●考古学的な記録作業の一つである「遺物の拓本」に挑戦！！
【午後の部】
●吉田キャンパスの北に隣接する「日吉神社横穴墓群」の見学会
●埋蔵文化財資料館で開催している「吉田遺跡と平川の遺跡展」の観覧
●１日の授業の成果をもとに、吉田キャンパスの遺跡保存公園で「古代
の人々の生活」をテーマに自由に絵を描こう！
というものでした。１日を通してかなり濃密な授業内容でしたが、受講者の皆様はとても熱心に参加して下さいました。
埋蔵文化財資料館は、市民の皆様に埋蔵文化財と考古学がより身近なものとなるよう、今後とも公開授業を開催していこうと考えています。皆様ふるってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
