平成19年11月24日(土)、常盤キャンパスの大学祭である常盤祭において、大学情報機構2007in常盤Fes.(大学情報機構の大学祭参加企画)を開催しました。
D講義棟のロビーが会場となり、図書館は『写真で見る山口大学工学部の今昔』というパネル展示を、メディア基盤センターはインターネットラジオによる常盤祭の中継を、そして私たち埋蔵文化財資料館は、工学部の学生や教職員そして一般の方々に宇部市の遺跡(埋蔵文化財)を紹介する企画展示をおこないました。
今回展示したのは、「波雁ガ浜(はかりがはま)遺跡」という、宇部市域の北東端部、東岐波にある遺跡の出土資料です。この遺跡は、古墳時代に塩つくり(製塩)をおこなっていた遺跡で、埋蔵文化財資料館では遺跡から出土した製塩土器資料を約300点所蔵しています。今回は、その内約200点を展示いたしました。
常盤祭のメイン会場がD講義棟横の体育館ということもあり、非常に多くの方にご観覧いただきました。常盤キャンパスの皆さん、来年度以降も同様の企画をおこなう予定ですので、展示会に是非足をお運びいただけますようお願いします。