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山口県大学ML連携特別展

博物館が繋ぐもの〜遺跡を未来へ〜

「再生」をテーマに展示構築

 今年度の山口県大学ML連携特別展は「再生」がテーマ。
 埋蔵文化財(考古資料)を取り扱う当館は、当然「遺跡」と「遺跡からの出土資料」を用いて展示を構築します。
 今回の展示では、展示コーナーを大きく3つに分割しました。ここで、それぞれのコーナーを簡単にご紹介します。

1.過去の再生コーナー
 山口県内出土の滑石製品を展示し、製作から廃棄、再利用の状況について解説します。

2.現在の再生コーナー
 遺跡出土の木製品や金属製品に対し、どのような保存処理を行っているか解説し、実物を展示します。その他、土器の復元方法もご紹介します。

3.未来への再生コーナー
 「遺跡(過去)を未来へ繋ぐ」ことの重要性を感じていただけるよう、調査時の遺跡の風景と現在のキャンパスの風景を対比します。

 埋蔵文化財資料館は、山口県内の数少ない大学博物館施設として、「モノ」から私たちの活動の意義を問いかけます。展示室内は貴重な学術資料であふれています。ぜひ足をお運びください!

会場:埋蔵文化財資料館展示室
会期:2013年11月3日(日)〜2014年1月31日(金)
開館時間:9時〜17時
休館日:土曜・日曜・祝日・12月28〜1月4日
    ※11月3日(日)は大学祭のため、11月23日はホームカミングデーのため臨時開館
入館料:埋蔵文化財=人類共有の財産 当館はもちろん無料です!

入館して中央と左手の展示ケースには、県内出土の滑石製品がズラリと!
奥手の展示ケースでは、木製品と金属製品の保存処理方法の解説と実物資料を展示しています
右手のオープン展示スペースでは、土器の復元方法の解説とともに実物資料を展示しています
さらに土器復元体験コーナーも設置しています
最後の展示コーナーは「遺跡を未来へ!」発掘調査時の風景と現在の風景を対比しています。
「山口大学吉田遺跡 遺跡へのタイムトリップマック」も配布していますので、マップを手に学内を散策して下さい
山口県大学ML連携特別展では、スタンプラリーを開催しています。私はすでに7館制覇!
6館制覇でいただけるコットンバックをいただきました。中をのぞくと‥さまざまな大学グッズが!!
みなさんも是非チャレンジしてくださいね。
展示オープンの11月3日(日)、「先着50名様限定 勾玉づくりワークショップ」を総合図書館にて開催しました。
当日はあいにくの雨空でしたが、姫山祭(大学祭)ということもあり、14時〜17時までの間に
50名の方々に滑石を用いた勾玉づくりを体験していただきました。
みなさん熱心に取り組まれており、それぞれ個性的な勾玉が完成していました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
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