過去のニュース
第37回企画展

水が残した物質文化
〜構内遺跡出土の木製品〜

木製品しか展示しません!

当館は、これまで「土器」が主体の展示を開催してきました。これは、遺跡の出土品では土器が量的に豊富ですし、形態変化が大きく、時代の移り変わりを表現しやすいなどの理由によります。

一方で、特に本学吉田キャンパスは、東から南を山に囲まれ、丘陵地と平地部にまたがり立地することから、木製品が残りやすい環境にあります(詳しくは展示をご覧ください)。実は、この10年ばかりの間に、数百点もの木製品が出土しているのです。今回は、弥生時代から室町時代までの木製品を集中的に公開します。土器、石器はいっさいございません。

通常は朽ちて土に還るはずの木製品。よくぞここまで姿をとどめてくれたものです。普段あまり目にすることがない資料を多数紹介します。ぜひ一度足をお運びください。

会場:埋蔵文化財資料館展示室
会期:2016年7月25日(月)〜10月14日(金)
開館時間:9時〜17時
休館日:土曜・日曜・祝日 8月12〜16日
      8月6日(土)は臨時開館
入館料:館が存続し続けるかぎり無料であることを約束します

展示の模様
前のページに戻る