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平成28年度山口県大学ML連携特別展

学び はぐくむ
〜モノから学ぶ歴史教科書〜

教科書だけでは得られない知識

 山口県大学ML(ミュージアム・ライブラリー)連携事業は、全国に例を見ない広域大学博物館図書館連携事業です。
  当事業は、山口県に所在する大学の博物館と図書館が連携し、各館に収蔵される貴重学術資料や研究成果を、学内ばかりでなく広く地域に公開することにより、大学博物館・図書館の機能や存在意義を紹介することを目的としています。
 今年度も県内の12大学17館が連携し、「はぐくむ」を共通テーマに展示を行うこととなり、当館は『学び はぐくむ〜モノから学ぶ歴史教科書〜』と題し、考古資料展示を企画しました。

 現在、わが国では小学6年生以降に日本の歴史を学びます。平成12年(2000)の「総合的な学習の時間」導入以降、体験学習や博物館施設の活用などが奨励されてはいますが、いまだ文字教育に偏重しているのが実情です。
 今回の展示では、現行の歴史教科書の記述を「実物」により検証しますが、同時にモノの持つ情報量、モノの多様性、そして「モノ学」の楽しさを感じていただければと思います。

会場:埋蔵文化財資料館展示室
会期:2016年10月29日(土)〜2017年1月31日(火)
開館時間:9時〜17時
休館日:土曜・日曜・祝日 12月28日〜1月4日
      10月29日(土)・30日(日)、
      11月12日(土)は臨時開館
入館料:無料ですので何度でもお越しください

【関連事業】
 姫山祭(山口大学吉田キャンパス大学祭)10月30日(日)
 14時〜17時
 『木簡ワークショップ』を開催
 場所:総合図書館1階リブカフェ
 参加費:無料

ミュージアムトーク(展示解説)を開催
 場所:埋蔵文化財資料館展示室
 日時:11月12日(土) 10時20分〜10時50分
 参加無料・申し込み不要

今年の夏は猛暑日が続きましたが、文化の秋到来です
展示の模様
昨年出土した音義木簡の原典が『千字文』であることを確認。10月29日(土)・30日(日)の2日間は実物公開します
※10月31日以降はレプリカ公開となります。レプリカといっても本物と見分けがつかないほど精巧につくられています
ML連携特別展、今年もスタンプラリーを開催しています。ふるってご参加ください!
10月30日(日)姫山祭当日、『木簡ワークショップ』を開催しました。20名の方に参加いただきました。
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