「まいぶんしりょうかん」の構内遺跡調査開始から40年!
山口大学吉田キャンパスが所在する「吉田遺跡」は、昭和41年に開始された吉田地区への統合移転工事中に発見されました。
翌昭和42年には、当時の学長を団長とする山口大学吉田遺跡調査団が結成され、キャンパス内の埋蔵文化財の分布を確認し、工事予定地の緊急発掘調査を実施するなど、大学としての埋蔵文化財保護活動が開始されました。
昭和48年に統合移転が完了したことを受け、それまでに出土した大量の調査記録と出土品を収蔵する施設の建設が計画され、昭和52年に埋蔵文化財資料館が竣工しました。
翌53年(1978)には構内遺跡調査要項が制定され、構内遺跡の調査・研究業務は調査団から当館に移行し、現在に至りますが、平成29年(1917)は、当館が活動を開始して40年目に当たることから、当展示を企画いたしました。
当館には、構内遺跡出土品の他にも、当館設立以前に本学が調査に参加した県内著名遺跡の出土品が数多く収蔵されています。今回は、その中でも歴史的価値が高いと考えられるもの、数的に稀少なものなどを公開します。
会場:埋蔵文化財資料館展示室
会期:平成29年10月2日(月)〜平成30年2月2日(火)
開館時間:9時〜17時
休館日:土・日・祝日、12月28日〜1月4日
※10月28日(土)、11月12日(日)は臨時開館
入館料:博物館は元来無料であるべき施設です
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