古墳時代の技術革新 〜山口県の初期須恵器〜
校内遺跡の発掘調査成果契機の企画展 昨年度、山口大学吉田キャンパス(吉田遺跡)の中央部(中央広場)にて、新福利厚生施設(山口大学生協建物)建設に伴う発掘調査を実施したところ、古墳時代中期中ごろ(5世紀第2四半世紀頃)の集落が発見されました。 調査区内で方形の竪穴住居跡が4棟確認されましたが、その中の4号竪穴住居跡からは山口県内でも稀少な「初期須恵器」と呼ばれる出現初期の須恵器高坏とハソウが出土しました。この成果を受け、県内の初期須恵器の出土状況を確認する展示を企画しました。
主催:山口大学埋蔵文化財資料館 展示協力:下松市教育委員会 山口市教育委員会 (財)山口県埋蔵文化財センター 会場:埋蔵文化財資料館展示室 会期:令和元年8月5日(月)〜10月26日(土) 開館時間:9時〜17時 休館日:土・日・祝日、8月13日〜19日(本学一斉休業) ※8月10日(土)は臨時開館 入館料:無料