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令和3年度 山口県大学ML連携特別展

新制山口大学遺跡調査のあゆみ
50’〜60’

新制大学の誕生とともに遺跡調査は始まっていた
  本学の吉田地区統合移転に際して「山口大学吉田遺跡調査団」が結成されたのは、昭和42年(1967)。当館が設立され、構内遺跡の保護業務を開始したのが昭和53年(1978)。それでは、それ以前の山口大学は、遺跡の調査を行っていたのでしょうか?
 答えは「大いに行っていた」。むしろ山口大学は、山口県内における遺跡調査の一大拠点でした。
 今年度の山口県大学ML(ミュージアム・ライブラリー)連携特別展の共通展示テーマは「あゆむ」。当館では、昭和24年(1949)新制山口大学創立以降、1960年代までの本学の「遺跡調査のあゆみ」をテーマに展示を構築しました。
 本学の遺跡調査は、考古学的調査ではなく地理学的調査に始まるのが特徴です。それは、考古学専門の教員が主導するのでなく、地理学専門の教員が主導したことに起因します。また、地理学談話会や文化会考古学部など、学生達の活躍が大きかったことも特徴の一つです。
 展示では、「活発な踏査」「調査団の結成」「開発工事にともなう緊急発掘調査」をキーワードに、その代表的な調査をご紹介します。
 新型コロナウィルスの影響で「文化の秋」を感じづらくなってきた今日この頃。「ちょっと昔の山口」に思いをはせ、文化的な時間を楽しんでみませんか?

主催:山口大学埋蔵文化財資料館
会場
:埋蔵文化財資料館展示室
会期:令和3年11月1日(月)〜令和4年1月31日(月)
重要なお知らせ
新型コロナウィルス感染防止のため、1月12日(水)から当面、学内者限定の利用とし、学外の方の入館はお断りさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いします。

開館時間
:9時〜17時
休館日:土・日・祝日 12月28日〜1月4日
    新型コロナウィルスの感染状況により休館・閉館
    することがあります。

入館料:物価上昇がいちじるしいけど当館は「無料」

クリックでチラシ拡大

今年も山口県大学ML連携展の季節がやってきました
展示室入室前に、「展示見学票」への記入、手指消毒にご協力ください
また、10名以上の同時入室はご遠慮いただいております
密集・密接を避け、安心・安全に展示見学いただきますようお願いします
太平洋戦争終戦後、新制山口大学誕生から1960年代まで
本学の教員と学生が、山口県内の遺跡調査とどのような関わりをもっていたのか
その年表とともに、出土・採取した考古資料を紹介します
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