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令和4年度山口県大学ML連携特別展

山口大学追想録
〜遺跡写真に見る昔と今〜

貴重な学内遺跡調査フィルムをアーカイブ
 本学の構内遺跡調査は、昭和41年(1966)に始まります。本学の吉田キャンパス統合移転開始時に、敷地の地下から多量の埋蔵文化財が出土したことを受け、小野忠X氏(教育学部・故人)が学生たちと遺跡調査に乗り出します。翌昭和42年(1967)には、学長を団長とする調査組織「山口大学吉田遺跡調査団」が結成され、学内開発に伴う発掘調査を実施することになります。埋蔵文化財資料館設立以降は、当館がその事業を引き継ぎましたが、昭和40年代の調査記録は未だ未整理のものが多く、その全貌を明らかにできていません。
 令和4年夏、当館が保管する小野氏の調査記録写真(白黒、カラーネガフィルム)の劣化が心配されることから、画像のデジタルアーカイブを行いました。今回の展示では、当時の遺跡調査写真と現在のキャンパスの景観を対比させることにより、本学の埋蔵文化財保護の歩みを振り返りたいと思います。
 懐かしいキャンパスの景色に思いをはせると同時に、私たちの日々の教育・研究が破壊された学術資料の上で行われていることを再確認いただければ、消滅した遺跡も徒死ではなくなる…と思います。
 

会期
令和4年10月31日(月)〜令和5年1月31日(火)
開館時間:9時〜17時
休館日休館日:土・日・祝日 12月28日〜1月4日
入館料:無料

※会期中、山口大学構内遺跡の展示は行いませんので、ご了承ください。

クリックでチラシ裏面
10月31日(月)に山口県大学ML連携特別展オープンです
昭和41年(1966)からの吉田キャンパスでの発掘調査写真を公開するとともに、
調査により出土した考古資料を展示しています
アンケート調査にご協力いただいた方には
山口県大学ML連携特別展オリジナル付箋(ふせん)を1つプレゼント!
※先着80名まで
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