・第2回の授業風景

7月19日(土) 

 すでに梅雨も明け、最高気温が30度を超える本格的な夏を迎えましたが、この日は夏に野外で作業するには最適な薄曇りの天気となりました。今回は、一般の方、山口大学の職員、学生など総勢25名の受講者を迎えての授業です。

 今回の授業は、

(1)雑草の説明
(2)田んぼの草とり
(3)現在の稲の様子を観察し、スケッチする
(4)収穫に使う貝包丁をつくる

という内容でした。

 農学部附属農場の長砂さんに雑草の種類や稲とヒエとの見分け方などについて説明していただいた後、田んぼで草とりをしました。稲は高さ約50〜60?になり、すくすくと生長していました。しかし、水田一面に「コナギ」を中心とする雑草がびっしりと生えていて、田んぼの栄養分を取られてしまったことなどから、稲は葉がやや黄色く栄養不足のようです。しかし、参加者の皆さんで力を合わせてきれいに草をとることができました。暑い中、受講者の皆さん、本当におつかれさまでした!すでに肥料も少し加えていますので、今後、稲は再び元気を取り戻すことでしょう!

 貝包丁づくりは、あらかじめ粗割りしたアワビの貝殻を石で研いで形を整える工程を体験しました。できあがった貝包丁を使って、雑草や稲で切れ味を試してもらいましたが、なかなかの切れ味でした。次回はいよいよ収穫です。台風が気になりますが、無事な生長を祈るばかりです!

草とり前の水田
草とり
草とり
草とり後の水田
稲の観察
貝庖丁づくり
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