保存公園 第20号竪穴式住居跡
第20号住居跡 平面図
炉跡
第20号住居跡を北西から望む
入口
第20号住居跡は、最大径7.8mの平面形態円形の住居跡です。
床面の周壁付近に8本の主柱の痕跡を検出しました。また、その内側にやや径の小さい柱穴6個が円形に配置されていることが確認されていますが、これは補助柱と考えられます。この他に、床面中央には不整形な炉跡が検出されています。
また、住居跡の南縁には階段状の張り出し部分が存在します。これは住居の出入口であると思われます。
この住居は、出土遺物から弥生時代中期前半に造られたものと考えられます。