メディア基盤センター

●調査期間 1987年9月14日〜12月12日
●調査面積 約900m
●調査担当者 河村吉行・木村元浩
●文献 河村吉行 1988
   「吉田構内教養部複合棟新営に伴う発掘調査」
    山口大学埋蔵文化財資料館(編)
   『山口大学構内遺跡調査研究年報7』
調査区東半部(北から)
調査の概要
 この調査区では、縄文時代から近世にかけての遺構が多数確認されました。
 縄文時代のものとしては、河川跡、溝、落し穴が検出されました。
 弥生時代以降のものとしては、弥生時代中期から古墳時代にかけての竪穴式住居跡4基、古墳時代の河川跡、江戸時代の井戸2基、埋甕土壙3基、掘立柱建物跡2棟など、数多くの遺構が検出されています。
 吉田遺跡は各時代の遺構が重複して存在する「複合遺跡」ですが、この調査区ではそのような状況が色濃く現れています。
縄文時代の遺構の説明を見る
江戸時代の遺構の説明を見る
現地説明会の新聞記事(山口新聞1987年12月12日)
吉田構内遺跡の探索地図に戻る