大学会館

●調査期間 1983年9月1日〜12月24日
●調査面積 約2000m
●調査担当者 河村吉行・森田孝一
●文献 河村吉行・森田孝一・磯部貴文・福島朝子 他
    1985
   「第2章 吉田構内大学会館新営に伴う発掘調査」
    山口大学埋蔵文化財資料館(編)
   『山口大学構内遺跡調査研究年報3』
調査区 遺構平面図
調査区の概要
 この調査区では、井戸6基、土壙3基、江戸時代のものと考えられる掘立柱建物跡1棟、多数のピットが検出されました。
 この内、井戸は右図を見ても分かるように谷筋の綾線上を取り巻く形で築かれています。
 また、遺構面上に堆積していた遺物包含層からは、弥生時代から室町時代にかけての多くの土器、石器、木器などが出土しています。その中でも、古代のベルト飾りである石帯の出土が注目されます。
井戸2
井戸6
井戸1
土壙1
井戸3
谷筋
井戸5
谷筋
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